消費者金融の変な社員たち
消費者金融の変な社員たち
消費者金融の変な社員たち
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社歴4年が過ぎた頃、よく新人社員の教育しました。 教育担当も板についた頃、一流大学出身で地元では 有名な貸金業の一人息子が入社してきました。 修行のつもりで来たのでしょう。 かなり個性が強い人材が多い中、 さらにアクが強かったのでとても印象に残っています。 最初はおとなしそうな性格と思っていましたが、それは私にだけだったようです。 他の女性社員に「オバサンかと思っていました」とバカ正直に言います。 仕事もできないのに、時間外に督促の電話をかけ大問題となります。 窓口に完済にいらっしゃったお客さまに声を荒げてケンカします。 そのたびに頭を下げるのは私です。 おかげで10円ハゲが3つほどできました。 それまでアルバイト社員を含め20名ほど教育してきましたが、 彼ほどの社員はいませんでした。 これが新人類かと思いましたが、彼とは2歳しか変わらないのです。 当然のごとく彼は浮いた存在になってしまい、 支店ではイジメの対象となってしまいました。 正直なところ私も辞めてほしいと心底願っていたのです。 しかし彼は勤め続けたのです。 田舎に転勤させられてもめげません。 しかもオバさん扱いした女性と結婚しました。 6年間勤め上げ、今は実家の貸金業の社長になったのです。 大手消費者金融会社のノウハウを学び、 伴侶をもうけるために彼は入社してきたのだと思います。 いまではいい思い出です。 たまにうちに来て、バッタもんのブランド品を 売りつけようとするのはやめてほしいと思いますが。
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